「狼」銀メッキをしたバイキング式キーホルダー

商品コード : VPE98
製造元 : Axis Mundi
価格 : 1,150円(税込)
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材料:錫(すず)の合金。寸法:2.1 x 4 cm(ループを含む)。手作り・緑青(古くから緑色顔料として使用)の塗布された銀メッキ。

神話の狼、フェンリル。「ボッレ」(ノルウェーのボッレという9〜10世紀の遺跡にちなんで名づけられた)というバイキング美術スタイルからインスピレーションを得て作られた、大きくて重いペンダント。狼は力、耐久力と自由の象徴です。さらに、社会性のある動物なので、部族の動物としてよく使われます。

フェンリル(Fenrir、 沼に棲む者の意)は、北欧神話に登場する狼の姿をした巨大な怪物です。ロキが女巨人アングルボザとの間にもうけた、またはその心臓を食べて産んだ三兄妹の長子です。彼の次にヨルムンガンドが、三人目にヘルが生まれました。
神話によると、神々に災いをもたらすと予言され、ラグナロクと言われる世界における終末の日では最高神オーディンと対峙して彼を飲み込むと言われます。

初めは普通の狼とほとんど違いがなかったため、アース神族の監視下に置かれることとなりましたが、彼に餌を与える勇気があったのはテュールだけでした。しかし、日に日に大きくなり力を増してきて、予言ではいずれも彼が神々に災いをもたらすと告げたため、拘束することを決めました。
神々はフェンリルを拘束するために、レージング(Ladingr)と呼ばれる鉄鎖を用意しましたが、フェンリルはそれを容易に引きちぎりました。続いて、神々はレージングの2倍の強さを持つ鉄鎖、ドローミ(Dromi)を用いましたが、これもフェンリルは難なく引きちぎりました。そのため、スキールニルを使いに出してドヴェルグ(ドワーフ)に作らせたグレイプニールという魔法の紐を用いることにしました。
グレイプニルは、猫の足音、女の顎髭、山の麓、熊の神経、魚の吐息、鳥の唾液という六つの材料から出来ていました。アースの神々はアームスヴァルトニル(Amsvartnir)湖にあるリングヴィ(Lyngvi)という島で、紐が見かけよりも強いことをフェンリルに示し、試しに縛られるように彼に勧めました。フェンリルは、この紐も切れないようようなら神々の脅威に値しないから解放すると言われましたが、一度縛られたら助けを得ることは難しいと考え、約束が間違いなく行われるという保証として誰かの右腕を自分の口に入れることを要求しました。神々の中からテュールが進み出て彼の右腕をフェンリルの口の中に差し入れました。
縛られてグレイプニルから抜け出せないことに気付いたフェンリルは、テュールの右腕を手首の関節のところで食いちぎりましたが、神々は素早くゲルギャ(Gelgja、拘束)と呼ばれる足枷から綱を伸ばしギョッル(Gjoll、叫び)と言う平らな石にフェンリルを縛り付け、石を地中深くに落とし、スヴィティ(Tviti、打ちつけるもの)と言う巨大な石を打ち込んで綱をかける杭にしました。フェンリルは暴れてこれを噛もうとしましたので、神々は下顎に柄が上顎に剣先がくるように剣を押し込んでつっかえ棒にしました。開きっぱなしになったフェンリルの口から大量の涎が流れ落ちて川となり、これはヴァン(Van、希望)川と呼ばれます。
こうしてフェンリルは捕縛されたもののラグナロクは自由になり、神々との戦いの場となるヴィーグリーズに進みます。その口は開けば上顎が天にも届き、目や鼻からは炎を噴き出しており、オーディンと相まみえて彼を飲み込みますが、直ちにオーディンの息子ヴィーザルに殺される運命にあります。このとき彼は下顎を靴で踏みつけられ、上顎を手でつかまれ口から上下に引き裂かれたとも、剣で心臓を貫かれたともいわれています。

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